どうもDimです。今回は『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』について解説します。
この本は、実業家であり、幅広い分野で活躍する堀江貴文さんが、10年後の日本の未来を予測したものです。AIやテクノロジー、経済や社会、働き方や暮らし方など、私たちの生活に直結する58のトピックを網羅しています。
この本を読めば、未来を知ることで、希望が湧き、楽しみが増えるはずです。また、自分の人生やビジネスにも役立つヒントがたくさん見つかるでしょう。
先に結論を言います!
☑️円安は続き、インバウンド需要や輸出産業を活性化させる
☑️年金は減額されるが、東南アジアとの連携で老後の暮らしを豊かにする
☑️メタバースは廃れ、オフラインが最強という新常識になる
☑️健康寿命が延び、人工冬眠や人工の太陽などのテクノロジーが現実味を帯びる
第1章 AI
AIは、人間の知能を超えるシンギュラリティを迎えました。その象徴が、ChatGPTという対話型AIです。
このAIは、あらゆる知識を持ち、人間のように自然な言葉で会話できます。また、画像や音声の認識と生成もできます。
さらに、個別学習によって、自分好みのAIにカスタムできます。これによって、AIは人間の分身となり、個性を増殖させます。
第2章 お金・経済
日本は、史上空前の人口減、少子高齢化に直面しています。これによって、経済や社会保障に大きな影響が出ています。
円安は続き、物価は上昇しますが、それはインバウンド需要や輸出産業を活性化させる起爆剤にもなります。
年金は減額される見込みですが、東南アジアとの連携で老後の暮らしを豊かにする方法もあります。投資形成の鉄則は、自分の知識や経験に基づいて、自分で判断することです。
第3章 仕事・暮らし
あらゆる局面でパラダイムシフトが起きる。本質を見抜け
・満員電車は不滅だ
・オフラインが最強という新常識
・老人の定義が変わる
・全国3万の橋が一気に崩れる
第4章 産業
スケールするもの、縮小するもの。その明暗を読み解け
・「会話」が付加価値になる
・自動車界の日本包囲網が加速する
・ガラケーで起きた惨劇が繰り返される
・電気代値下げのキーマンは外資
第5章 テクノロジー
すべての常識が覆される。未来は希望と興奮に満ちている
・「人工の太陽」がいよいよ稼働する
・通信の破壊的革命
・人工冬眠の現実味
・健康寿命がさらに延びる
Q&A
Q. 年金と東南アジアの関係は何ですか?
A. 年金は減額される見込みですが、東南アジアとの連携で老後の暮らしを豊かにする方法があります。
例えば、東南アジアの国々との間で年金移転協定を結び、日本の年金をそのまま現地で受け取れるようにすることです。
東南アジアの物価は日本よりも安く、医療や介護も充実しています。
また、日本との時差も少なく、文化的にも親和性が高いです。そうした国々で暮らすことで、年金だけでも十分に暮らせる可能性があります。
もちろん、移住するにはビザや税金などの問題もありますが、それらも今後解決されるでしょう。
Q. メタバースとは何ですか?
A. メタバースとは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの技術を使って、現実世界とは別の仮想空間を作り出すことです。
メタバースでは、自分の分身となるアバターを操作して、さまざまな体験やコミュニケーションができます。
例えば、メタバースの中で旅行をしたり、ゲームをしたり、仕事をしたり、恋愛をしたりすることができます。
メタバースは、現実世界の制約から解放された自由な空間として、多くの人々に魅力を感じさせます。
Q. メタバースは廃れると言っていますが、なぜですか?
A. メタバースは廃れると予測しています。その理由は、メタバースが現実世界の代替品になり得ないからです。
メタバースは、現実世界の感覚や感情を完全に再現することはできません。
例えば、メタバースで食事をしても、味や香りや食感は感じられません。メタバースで恋愛をしても、相手の温もりや匂いや触感は感じられません。
メタバースで仕事をしても、チームワークや達成感や評価は感じられません。メタバースは、現実世界の補完品としては有用ですが、置き換え品としては不十分です。
メタバースに没頭することで、現実世界からの孤立や依存や不満が増すことも考えられます。そのため、メタバースは一時的なブームにとどまり、やがてオフラインの現実世界が最強という新常識になると思います。
Q. 人工の太陽とは何ですか?
A. 人工の太陽とは、核融合反応を利用して、太陽と同じようにエネルギーを発生させる装置のことです。
核融合反応とは、水素原子の核を高温高圧の状態で衝突させて、ヘリウム原子の核に変えることで、莫大なエネルギーを得ることです。
太陽は、この核融合反応によって光と熱を放出しています。人工の太陽は、この太陽の仕組みを地上で再現しようとする試みです。
人工の太陽は、化石燃料に頼らないクリーンエネルギーとして、地球のエネルギー問題を解決する可能性があります。
Q. 人工の太陽はいつ稼働するのですか?
A. 人工の太陽は、すでに稼働しています。中国の核融合実験装置「HL-2M」は、2020年12月に初めて点火に成功しました。
この装置は、プラズマと呼ばれる高温の電気ガスを磁場で閉じ込めて、核融合反応を起こすことができます。
HL-2Mは、プラズマの温度を1億5000万度にまで上げることができ、太陽の中心部の温度を超えることができます。
HL-2Mは、核融合エネルギーの研究開発において、世界の最先端に位置する装置です。
中国は、2035年までに商用化を目指しています3。また、フランスでは、国際核融合実験炉「ITER」が建設されています。ITERは、2025年に点火予定で、2035年には定常運転を開始する予定です。
ITERは、HL-2Mよりもさらに大規模な装置で、プラズマの温度を2億度にまで上げることができます5。ITERは、核融合エネルギーの実用化に向けて、重要な役割を果たすでしょう。人工の太陽は、10年後には現実のものとなり、私たちの生活に革命をもたらすかもしれません。
Q. 通信の破壊的革命とは何ですか?
A. 通信の破壊的革命とは、量子通信と呼ばれる新しい通信技術の登場によって、現在の通信システムが根本的に変わることです。
量子通信とは、光の粒子である光子を使って、情報を送受信することです。
量子通信の特徴は、以下の二つです。
量子暗号による絶対的な安全性。
量子暗号とは、光子の量子的な性質を利用して、暗号化された情報をやりとりすることです。
量子暗号では、光子の状態を観測すると、その状態が変化してしまうという量子力学の原理を利用しています。
つまり、第三者が光子を傍受しても、その情報を読み取ることができないのです。
また、傍受されたこともすぐに分かるので、通信の安全性を保つことができます。量子暗号は、ハッキングや盗聴などの脅威から、通信を守ることができます。
量子テレポーテーションによる超高速性。量子テレポーテーションとは、光子の量子的な性質を利用して、情報を瞬時に送受信することです。量子テレポーテーションでは、量子もつれという現象を利用しています。
量子もつれとは、二つの光子が互いに影響し合うようになるという現象です。量子もつれになった二つの光子は、距離が離れていても、同じ状態になります。
つまり、一方の光子の状態を変えると、もう一方の光子の状態も同時に変わるのです。
このようにして、情報を光速以上に送受信することができます。量子テレポーテーションは、通信の速度を飛躍的に向上させることができます。
量子通信は、現在の通信システムを大きく変える可能性があります。
例えば、インターネットの速度や容量が格段に増えることで、より高度なオンラインサービスが提供されるかもしれません。
また、量子暗号によって、個人情報や機密情報の保護が強化されることで、プライバシーやセキュリティの問題が解決されるかもしれません。
さらに、量子テレポーテーションによって、物理的な距離や時間の制約がなくなることで、新しいコミュニケーションや交流の形が生まれるかもしれません。
量子通信は、10年後には現実のものとなり、私たちの生活に革命をもたらすかもしれません。
Q. 人工冬眠とは何ですか?
A. 人工冬眠とは、人間の体温や代謝を低下させて、活動を一時的に停止させることです。人工冬眠は、自然界における冬眠と似ていますが、人工的に誘導される点が異なります。
人工冬眠は、医療や宇宙開発などの分野で、有用な技術として期待されています。
Q. 人工冬眠のメリットは何ですか?
A. 人工冬眠のメリットは、以下のようなものがあります。
医療分野では、重症患者の治療や移植待機者の保存などに利用できます。
人工冬眠によって、体温や代謝を低下させることで、臓器の機能や細胞の活性を抑えることができます。これによって、損傷や老化を防ぎ、回復のチャンスを増やすことができます。
また、人工冬眠に入っている間は、麻酔や栄養補給などの必要がなくなり、医療費や医療資源の節約にもなります。
宇宙開発分野では、長期間の宇宙旅行や惑星探査などに利用できます。
人工冬眠によって、体温や代謝を低下させることで、食料や水などの消費量を減らすことができるので、宇宙船の重量やコストを削減し、宇宙空間での生存率を高めることができます。
また、人工冬眠に入っている間は、時間の感覚やストレスなどの心理的な問題も軽減されると考えられます。
Q. 人工冬眠はいつ実現するのですか?
A. 人工冬眠は、まだ実現には程遠い技術です。人工冬眠には、体温や代謝を低下させる方法や、それに伴う副作用やリスクを管理する方法など、多くの課題があります。
現在、人工冬眠の研究は、主に動物実験の段階にあります。
人間に対しては、局所的な低温療法や低酸素療法などの一部の技術が試されていますが、全身的な人工冬眠はまだ行われていません。
人工冬眠の実現には、さらなる技術の発展や倫理的な議論が必要です。
人工冬眠は、10年後には現実のものとなるかどうかは分かりませんが、私たちの生活に革命をもたらすかもしれません。
今日のまとめ
今回は、『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』について解説しました。この本では、堀江貴文さんが、10年後の日本の未来を予測しています。
AIやテクノロジー、経済や社会、働き方や暮らし方など、私たちの生活に直結する58のトピックを網羅しています。
この本を読めば、未来を知ることで、希望が湧き、楽しみが増えるはずです。
また、自分の人生やビジネスにも役立つヒントがたくさん見つかるでしょう。
☑️円安は続き、インバウンド需要や輸出産業を活性化させる
☑️年金は減額されるが、東南アジアとの連携で老後の暮らしを豊かにする
☑️メタバースは廃れ、オフラインが最強という新常識になる
☑️健康寿命が延び、人工冬眠や人工の太陽などのテクノロジーが現実味を帯びる
みなさんのお役に立てば幸いです。
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