どうもDimです。
「今回は高層木造建築(CLT)による都市の脱炭素化と耐火技術の進化」について解説します。
かつての都市はコンクリートと鉄の塊でしたが、今は「都市に森を造る」という考え方が主流になっています。
メディアで話題の最新ビルも、実はその中身が木でできていることが増えてきました。
今回は、なぜ今あえて「木」で高い建物を建てるのか、その驚きの仕組みと未来についてお伝えします。
先に結論を言います!
- ☑️CLTは二酸化炭素を固定し都市を森にする
- ☑️最新の耐火技術で火災時も建物が崩れない
- ☑️軽量で頑丈なため超高層ビルの建設も進む
CLTが都市を「貯炭庫」に変える仕組み
これからの都市づくりにおいて、もっとも大切なのは「いかに二酸化炭素(CO2)を減らすか」です。
なぜなら、木材は成長する過程で大気中のCO2を吸収し、建物になってもそれを内部に閉じ込め続ける性質があるからです。
具体的には、木を建物の材料として使うことで、都市そのものを「炭素の貯蔵庫」に変えることができます。
鉄やコンクリートを作る際には大量のエネルギーを消費し、多くのガスを排出します。
しかし、木材を主役にするCLT(直交集成板)という技術を使えば、建築時の環境負荷を劇的に抑えることが可能です。
例えるなら、巨大な積木を組み立てるように建物を造り、その積木一つひとつが地球を冷やす役割を果たすイメージです。
つまり、木造建築が増えれば増えるほど、私たちの住む街が地球環境を守る盾になります。
「木は燃えやすい」を覆す驚異の耐火技術
多くの人が「木造ビルは火事に弱いのではないか」という不安を感じます。
しかし、現在の耐火技術は、そのような常識を完全に覆しています。
大切なのは、木をそのまま使うのではなく、「燃え止まり」という層を作る工夫です。
1. 炭化層が火を守る仕組み
厚い木材は、表面が燃えても炭の層ができることで、酸素の供給を遮断します。
このため、内部まで火が通りにくく、建物の強度が保たれる性質があります。
2. ハイブリッド構造の進化
具体的には、木の芯を石膏ボードや不燃材料で包み込むことで、一定時間火にさらされても燃え落ちない仕組みが確立されています。
噛み砕いて言うと、「外側は燃えても、骨組みは絶対に守る」という二重構造です。
と言うわけで、高層ビルであっても、避難時間を十分に確保できる高い安全性が証明されています。
- ☑️表面が炭化して内部を熱から守る
- ☑️不燃材との組み合わせで長時間耐火を実現
- ☑️木材自体が火災の広がりを抑制する
100メートル超えも可能になった高層化の理由
かつては数階建てが限界だった木造建築ですが、今や100メートルを超える高層ビルの計画が世界中で進んでいます。
要するに、CLTという板を縦横交互に重ねる技術が、鉄に匹敵する強度を生み出しました。
CLTがもたらす革新的なメリット
木造建築が選ばれる理由は、環境面だけではありません。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| 重量の軽さ | 地盤への負担が少なく基礎工事を簡略化 |
| 施工スピード | 工場で加工するため現場での組み立てが早い |
| 断熱性 | 冬は暖かく夏は涼しい快適な室内環境 |
具体的には、コンクリートに比べて圧倒的に軽いため、地震の揺れを軽減できるというメリットもあります。
そのため、地震が多い地域でも高層化が現実的になっています。
さらに、現場での作業時間が短縮されることで、人手不足の問題も解消できる可能性があります。
高層木造建築に関するQ&A
Q. 木造ビルは寿命が短いのではないでしょうか?
A. 適切なメンテナンスと湿気対策を施せば、コンクリートと同等かそれ以上の耐久性を持たせることができます。
Q. 建築コストは高くならないのですか?
A. 現時点では高価な場合もありますが、工期の短縮や基礎工事の簡素化によって、トータルコストでは有利になる事例が増えています。
Q. どんな木でも使えますか?
A. 主に計画的に植林された木が使われます。
日本の杉なども有効活用されており、国内の林業活性化にもつながっています。
今日のまとめ
高層木造建築は、私たちの都市をより持続可能で、心地よい空間に変える鍵を握っています。
- ☑️CLT技術で都市全体がCO2を蓄える
- ☑️進化した耐火技術で火事への不安を解消
- ☑️軽くて強い木材がビルの高層化を支える
- ☑️工期短縮や耐震性など経済的なメリットも大きい
みなさんのお役に立てば幸いです。
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