こんにちは、Dimです。今回は「電動バイクの種類やモデルを研究し、自身のニーズに合ったバイクを選ぶ」というテーマについて解説します。
先に結論を言います!
– 電動バイクはモーターの出力によって免許区分が異なる
– 電動バイクはスクーター式と折りたたみ式の2種類がある
– 電動バイクは環境にやさしく、ランニングコストも低い
– 電動バイクを選ぶときは、目的や利用シーンに合わせてタイプやモデルを比較する
何故なら、電動バイクはガソリンエンジン式のバイクと違って、排気ガスが出ないので地球に優しいです。また、充電コストはガソリン代よりも安く済みます。しかし、電動バイクにも種類やモデルがたくさんあります。自分のニーズに合ったバイクを選ぶためには、免許区分やタイプ、性能やデザインなどを検討する必要があります。
では、詳しく見ていきましょう。
電動バイクの種類と免許区分
電動バイクはモーターの定格出力(W)に応じて、次の4種類に分けられ、定格出力に応じたバイク免許が必要です
- 600W(0.6kW)以下:原付一種
- 600W(0.6kW)~1000W(1.0kW):原付二種
- 1000W(1.0kW)~20000W(20kW):普通自動二輪免許
- 20000W(20kW)超:大型二輪免許
原付一種は16歳以上で取得できる最も簡単な免許です。普通自動車免許を持っていれば自動的に取得できます。原付一種の電動バイクは法定速度が30km/h以下なので、街中での移動に向いています。例えば、600W以下の電動スクーターは原付一種に該当します。
原付二種は16歳以上で取得できる小型二輪免許です。普通自動車免許を持っていても試験が必要ですが、学科試験は免除されます。原付二種の電動バイクは法定速度が一般道の普通乗用車と同じなので、郊外での移動に向いています。例えば、600W~1000W未満の電動スクーターは原付二種に該当します。
普通自動二輪免許は18歳以上で取得できる中型二輪免許です。普通自動車免許を持っていても試験が必要ですが、学科試験と技能試験の一部が免除されます。普通自動二輪免許の電動バイクは高速道路も走行可能なので、長距離移動に向いています。例えば、1000W以上~20000W未満の電動スクーターは普通自動二輪免許に該当します。
大型二輪免許は20歳以上で取得できる最も高度な二輪免許です。普通自動二輪免許を持っていれば試験が簡単になります。大型二輪免許の電動バイクは最も高性能なもので、スピードや加速力が抜群です。例えば、20000W以上の電動スクーターは大型二輪免許に該当します。
電動バイクのタイプと特徴
電動バイクには主にスクーター式と折りたたみ式の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、目的や利用シーンに合わせて選びましょう。
スクーター式
スクーター式とは両足をフラットな台の上に揃え置くことができるタイプです。この形は昔から人気のあるタイプで乗り降りが非常に楽です。また両足でタンクを抱えるタイプでは片手はクラッチ足ではブレーキやギヤチェンジを行いますがスクーター式は全て両手でアクセルとブレーキを操作するためクラッチやギアチェンジを必要としないタイプです。
- 乗り降りが楽
- 操作が簡単
- 荷物置き場がある
- 安定感がある
・デメリット
- 重量が重い
- 持ち運びがしにくい
- 価格が高い
- 盗難被害が多い
スクーター式の電動バイクは安定感や快適性が高く長時間乗っても疲れにくいです。また荷物置き場も広く買い物などでも便利です。しかし重量が重く持ち運びしにくいため駐輪場所や盗難対策など気をつける必要があります。
折りたたみ式
折りたたみ式とはその名前の通り折りたたんでコンパクトにすることができるタイプです。この形は最近人気が出てきており持ち運びや収納が楽です。またペダルもついておりアシスト機能もあります。
・メリット
・デメリット
- 乗り心地が悪い
- 走行距離が短い
- 荷物置き場がない
- 安定感がない
折りたたみ式の電動バイクは重量が軽く持ち運びや収納が楽なので、自宅や職場に置く場所に困らないです。またペダル走行もできるので、電池切れの心配もありません。しかし乗り心地や走行距離はスクーター式に劣ります。また荷物置き場もないので、買い物などには不便です。
電動バイクの選び方とおすすめモデル
電動バイクを選ぶときは、自分の目的や利用シーンに合わせてタイプやモデルを比較しましょう。ここでは、以下の4つのポイントを参考にしてください。
・免許区分と法定速度
- 原付一種:30km/h以下、600W以下
- 原付二種:一般道の普通乗用車と同じ、600W~1000W未満
- 普通自動二輪:高速道路も走行可能、1000W以上~20000W未満
- 大型二輪:最も高性能、20000W以上
・タイプと特徴
- スクーター式:乗り降りや操作が楽、荷物置き場がある、安定感がある、重量が重い、持ち運びや収納がしにくい、価格が高い、盗難被害が多い
- 折りたたみ式:重量が軽い、持ち運びや収納が楽、ペダル走行もできる、価格が安い、乗り心地が悪い、走行距離が短い、荷物置き場がない、安定感がない
・性能とデザイン
- モーター出力:加速力や登坂力に影響する。高ければ高いほどパワフルだが重くなる。
- バッテリー容量:走行距離や充電時間に影響する。大きければ大きいほど長く走れるが重くなる。
- デザイン:見た目やカラーにこだわる人は自分の好みに合ったものを選ぶ。
・価格と保証
- 価格:電動バイクは10万円~30万円程度のものが多い。予算に合わせて選ぶ。
- 保証:故障や盗難などのトラブルに備えて保証サービスや保険に加入する。
それでは、これらのポイントを踏まえておすすめの電動バイクを紹介します。スクーター式と折りたたみ式のそれぞれから3つずつピックアップしました。
スクーター式のおすすめモデル3選
YAMAHA EC-05
- モーター出力:6000W(最大)
- バッテリー容量:1.8kWh×2(取り外し可能)
- 走行距離:110km(一般道)/70km(高速道路)
- 充電時間:約3時間(急速充電器使用時)/約6時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約38万円(税込)
- 特徴:YAMAHAとGogoro(台湾の電動バイクメーカー)の共同開発モデル。スマートフォンと連携してカスタマイズや診断ができる。Gogoroのバッテリーステーションで交換可能。
HONDA PCX ELECTRIC
- モーター出力:4400W(最大)/1000W(定格)
- バッテリー容量:1.03kWh×2(取り外し可能)
- 走行距離:41km(一般道)/25km(高速道路)
- 充電時間:約6時間(家庭用コンセント使用時)/約4時間(専用充電器使用時)
- 価格:約40万円(税込)
- 特徴:HONDAの人気スクーターPCXの電動版。高性能なモーターと軽量なバッテリーで快適な走行を実現。HONDAオリジナルの交換バッテリーサービス「Mobile Power Pack」に対応。
ZOOMER-X
- モーター出力:3000W(最大)/600W(定格)
- バッテリー容量:1.44kWh(内蔵)
- 走行距離:60km(一般道)/40km(高速道路)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約25万円(税込)
- 特徴:HONDAの人気スクーターZOOMERの電動版。コンパクトでスタイリッシュなデザインが魅力。バッテリーは内蔵型で取り外し不可。
折りたたみ式のおすすめモデル3選
TOKYOBIKE MINI VELO
- モーター出力:250W(最大)/200W(定格)
- バッテリー容量:0.36kWh(取り外し可能)
- 走行距離:約50km(アシストモード使用時)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約20万円(税込)
- 特徴:東京発の自転車ブランド「TOKYOBIKE」の折りたたみ式電動自転車。シンプルで洗練されたデザインが特徴。ペダルアシスト機能で楽に走れる。
YAMAHA PAS CITY-C
- モーター出力:250W(最大)/200W(定格)
- バッテリー容量:0.36kWh(取り外し可能)
- 走行距離:約50km(アシストモード使用時)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約15万円(税込)
- 特徴:YAMAHAの折りたたみ式電動自転車。コンパクトで軽量ながら、しっかりとした走行性能を持つ。ペダルアシスト機能で坂道も楽に登れる。
受信したメッセージ. かしこまりました。続きを書きます。
3. ZOOMER-X
- モーター出力:3000W(最大)/600W(定格)
- バッテリー容量:1.44kWh(内蔵)
- 走行距離:60km(一般道)/40km(高速道路)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約25万円(税込)
- 特徴:HONDAの人気スクーターZOOMERの電動版。コンパクトでスタイリッシュなデザインが魅力。バッテリーは内蔵型で取り外し不可。
折りたたみ式のおすすめモデル3選
1. TOKYOBIKE MINI VELO
- モーター出力:250W(最大)/200W(定格)
- バッテリー容量:0.36kWh(取り外し可能)
- 走行距離:約50km(アシストモード使用時)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約20万円(税込)
- 特徴:東京発の自転車ブランド「TOKYOBIKE」の折りたたみ式電動自転車。シンプルで洗練されたデザインが特徴。ペダルアシスト機能で楽に走れる。
2. YAMAHA PAS CITY-C
- モーター出力:250W(最大)/200W(定格)
- バッテリー容量:0.36kWh(取り外し可能)
- 走行距離:約50km(アシストモード使用時)
- 充電時間:約4時間(家庭用コンセント使用時)
- 価格:約15万円(税込)
- 特徴:YAMAHAの折りたたみ式電動自転車。コンパクトで軽量ながら、しっかりとした走行性能を持つ。ペダルアシスト機能で坂道も楽に登れる。
電動バイクはガソリンエンジン式のバイクと違って、排気ガスが出ないので地球に優しいです。また、充電コストはガソリン代よりも安く済みます。しかし、電動バイクにも種類やモデルがたくさんあります。自分のニーズに合ったバイクを選ぶためには、免許区分やタイプ、性能やデザインなどを検討する必要があります。
この記事では、電動バイクの種類と免許区分、タイプと特徴、選び方とおすすめモデルを紹介しました。参考にしてみてください。
みなさんのお役になれば幸いです。それでは良い1日を!